福田医院(島根県大田市)―内科・消化器内科・小児科・循環器内科― |
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緩和ケアとは?―― 積極的な治療が困難となった状態の患者さんが、残された人生をその人らしく有意義に過ごしていただくために、症状のコントロールなどを中心として、身体的、精神的痛みの軽減が出来るように積極的に取り組むケアです。 当院では在宅緩和ケアにも早くから取り組んでおります。住み慣れた、思い出の多い自宅で、自分らしく生活され、家族の皆さんと一緒に最後の時を迎えることができるように、往診及び訪問看護も含めチーム医療でサポートして行きます。開業以来数え切れないほどの患者さんを看取ってまいりました。 在宅の緩和ケアを殆どの患者さんが望まれますが、実際は程遠いのが現状です。ここ大田市でも、ターミナルの方が最後を迎えられるのは、病院で約80%、施設で約10%、自宅で約10%と言う全国並みの結果でした。年々、患者さん本人の希望とは裏腹に逆の方向に向かっています。 在宅緩和ケアを軸にチーム医療で患者さんを主人公として最後まで支えてあげたいと言うのが私どもの目標です。いつでもご相談に応じます。 緩和ケア研修修了者
がんと生きる 〜山陰発のメッセージ〜 山陰中央新報 「山陰ワイド」 2007年1月16日掲載の記事より 「あっ」と思ったときは、もう遅かった。担当の若い医師は診察室で、パソコン画面と向き合ったまま、目を合わすこともなく「あと二、三ヶ月」だと言った。余命を事もなげに。 ※ ※ ※ 受け止め方に個人差はあっても、医師からのがん告知を受けて、患者と家族は「命」と向き合うことになる。がんと正面から向き合って、治療や緩和ケアに入るスタート地点でもある。 ※ ※ ※ 大田市の女性は「がんに効く」と聞きつければ何でもやった。夫が背中をさすると気持ちがいいと言うので、寝巻きが擦り切れるまでさすり続けた。告知の二ヵ月半後、夫の最後を家族とともに自宅で看取った。 |
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