福田医院(島根県大田市)―内科・消化器内科・小児科・循環器内科― |
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|エコー検査(超音波診断法)|携帯用睡眠時無呼吸検査装置|骨密度検査| レントゲン検査 デジタルレントゲン撮影装置を取り入れ、現像液を使用しないプリンター方式のため気温や現像液の劣化による影響を受けないので常に良好な安定した画像と正確な診断が得られます。 特に胸部に対しては、以前撮影されたフィルム保存との比較をすることにより、早期治療に役立ちます。 【デジタルレントゲン装置(CR)】 心電図検査 この検査で以上が出たときは他の検査も行います。それにより狭心症や心筋梗塞などの虚心性心疾患・不整脈・心臓肥大・心膜炎・冠動脈不全・高血圧症・動脈硬化などを発見します。
◆24時間休まず見守るホルター心電図 24 時間の心電図の変化を見ます。不整脈の診断、狭心症、洞不全症候群、に有効です。循環器専門医が判定します。 不整脈や狭心症はいつ起こるかわからないため、短時間の心電図検査では異常が発見できないことが多く、そこで携帯型の小さな装置「ホルター心電図」で24時間連続して心電図を記録します。コンピュータで解析・診断により心電図変化をとらえる可能性が高くなりました。 ◆検査を受けられる方へ 電極と記録器のセットアップは15分程度で済みます。翌日、同じ時間にご来院いただき、記録器を回収します。記録の解析には1週間程度のお時間を頂いております。 結果により心臓専門の診察をお勧めすることもあります。 上部消化管内視鏡検査 内視鏡を口から(最近は鼻から挿入する内視鏡もあります)食堂→胃→十二指腸の中に入れて、先端についている超小型の内視鏡で中の様子をテレビ画面に映し出して観察するものです。 技術の進歩により、内視鏡はとても細くなってきましたが(細いものは外径約5mm)人間は異物が咽喉(のど)に触ると反射により無意識にそれを吐き出そうとします。 その反射はいくら抑えようと思っても自分ではどうしようもなく、リラックス・リラックスと自分に言い聞かせてもかえって堅くなってしまい辛くなってしまうのです。 当院では、経口では苦しいと言われる患者様のために、経鼻内視鏡を使用しております。 ■経鼻内視鏡 鼻からの内視鏡は、その特徴として 1.吐き気が少ない 2.検査中に話ができる 3.体に優しい 4.すぐに仕事や家庭に戻れる のような利点がありますので、内視鏡による検査をご希望の方はご相談くださいませ。 ---+ 経鼻内視鏡のメリット・デメリット +---
■経口内視鏡 鼻が狭い方、鼻からは抵抗があるという方や、下記に該当する方には従来の経口内視鏡をおすすめします。当院ではハイビジョンの内視鏡を導入しています。非常に鮮明な画像で、胃がんの早期発見に役立っています。更に食道がんの早期発見に有効なNBIも併せて行ってます。 当院では、予約制で内視鏡を行っておりますので、お申し込みは、当院の受付または看護師にご相談ください。 電話予約も受け付けております。 ■衛生面での十分な配慮---内視鏡の洗浄・消毒の実施 近年、内視鏡の洗浄不足による内視鏡を介した人から人へのピロリ菌などの細菌感染が問題となっています。ピロリ菌は日本人の半数以上の方の胃の中に存在しており、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の大きな原因の一つと考えられています。これらの感染は、内視鏡洗浄機で消毒した内視鏡を使うことによって防止出来ます。 当院では内視鏡を通して感染する恐れのあるヘリコバクター ピロリ菌の感染を防ぐため、内視鏡を使うたびに毎回消毒洗浄機に通して、使用してますので、ご安心ください。 ■当院の内視鏡台数 経鼻内視鏡 2台 経口内視鏡 2台 大腸内視鏡 2台 エコー検査(超音波診断法) エコー検査は開業した昭和58年頃より始めました。どうしても専門的なことから、腹部が主で、その他甲状腺も診ております。私たち開業医にとって、急性腹症、胆道系疾患、黄疸の鑑別、腹部大動脈疾患 、婦人科的疾患の鑑別には欠かすことの出来ない、必需品です。 開業以来多くの患者さんの診断と救命に役立ちました。慢性疾患では肝細胞癌の早期発見に無くてはならないものです。C型慢性肝炎、B型慢性肝炎の方の3〜4ヶ月に一回のエコー検査は必要ですし、少しでも疑う病変があれば、直ぐに造影CTを殆ど大田市立病院放射線科に紹介してます。 超音波が物質の密度差があるとき、その境界でエコー(反響)を生ずることを利用し病巣診断を行い、心臓、腹部の検査を行います。 心臓外来では、心エコー検査を行うことで新機能障害の程度、心不全の原因となった心疾患の判断が明らかになります。 心エコーはドップラー法も含め、月に一回の心臓外来で、循環器専門医が行っています。 肝疾患、腹痛等の方は空腹時での検査になっています。午前中予定の方は前日の夜9時以降絶食にてご来院ください。 ◇午前中が無理な方は先生にご相談ください。 携帯用睡眠時無呼吸検査装置 ■睡眠時無呼吸症候群 睡眠時無呼吸症候群の診断に必要です。 CPAP 療法の効果判定にも必要です。 睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠の際に起こる呼吸障害のことです。夜間の激しいいびきや呼吸停止、また日中も眠気が異常に強いなどの症状がある場合、睡眠時呼吸障害である可能性があります。 そのまま放置しておくと脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの病気を引き起こすことが知られています。しかし、最近では治療技術の進歩により恐怖というよりは、生活習慣症の1つであるという考え方が強くなってきています。 特有の眠気は交通事故を引き起こす危険もあり、一般ドライバーの7倍の発生率があると言われています。 ■検査方法 携帯用睡眠時無呼吸検査装置を夜お休み前に取り付けます。指先にクリップを挟み、本体のボタンを押すだけで、安易に動脈血酸素飽和度及び脈動を測定できます。朝、目が覚めた時点で検査は終了ですので、お仕事を休まずにそのまま出勤することも加納です。重症度が判断され、治療方針が決められます。治療法としては、CPAP療法があります。 ■CPAP療法 世界中でもっともポピュラーな治療方法です。治療の第一選択になります。鼻マスクを装着して、鼻から狭くなっている喉に、ある一定の空気圧を送り込み気道の閉塞を解消する方法です。もちろん睡眠中のみ使用します。一晩で劇的に改善する方もいらっしゃいます。 CPAP療法は閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんに極めて有効な治療法の1つで、現在では最も多くの患者さんに行われている治療法です。 この治療法は気道閉塞に対して行う対症療法の1つで、マスクを利用して空気を送り込み、圧力をかけ、気道を閉じないようにします。したがって、睡眠時無呼吸症候群の原因に対する根本的な治療ではありませんが、現在ではもっとも有効な治療法と考えられているのです。 骨密度検査 骨粗しょう症の検査には、大きく分けて2種類の方法があります。1つが胸・腰椎のX線撮影で、椎体骨折の判定および腰背部痛、低骨密度や円背、椎体変形・骨折をきたす疾患との鑑別診断などに使用しています。もう1つは骨密度測定と言われるものです。 骨密度の測定法には、MD法、SXA法、腰椎DXA法、pQCT法、QUS法があり、当院では平成19年10月より、QUS法による測定ができるようになりました。 X線を浴びないため小児や妊婦でも測定が可能で、短時間で安全に検査できるため、集団検診などで踵の骨密度を測定する際にも使用できます。
■QUS法 踵の骨に超音波を通し、その通り抜ける速度と減衰率を測って、骨量に相当する指標を求めます。 わが国では、踵骨専用の超音波骨密度測定法(Quantitative Ultrasound:QUS)が急速に普及してきています。その理由としては、 1.DXA、pQCTなどと比較し、装置が比較的安価である上、小型軽量で移動が可能である 2.測定時間が1分程度と短い 3.X線被爆の問題がないため、設置場所や被検者の制限が少ない などがあげられます。 QUS法では、その原理から骨の構造や骨質の評価の可能性にも期待が高まっています。
大腸癌検診 ■便潜血 便に血液が混じるということは、消化器官のどこかで出血しているということです。大腸に癌があると便が通るときに癌をこするため、血液がついたり、混じったりするため、目で見てわからない『便に潜む血の検査』を行うわけです。 検査は簡単で、自宅で専用の容器に便を少し取るだけで、食事制限などもありません。 大腸癌も小さいうちはほとんど症状がなく、大きくなってくると症状が現れてきます。 ■大腸癌(ガン)危険信号 便に血液が付いたり、混じったりする よく下痢や便秘になる 排便しても、残便感がある 原因のわからない貧血がある お腹が張る など・・・、日ごろから体調チェックをし、症状がなくても年に一度は大腸癌検診を受けましょう。 早期に発見することが大事です。健診等自費の場合、平成19年度は500円で行っています。持ってこられた検体は、5分程度にて結果をお知らせすることができます。 大腸内視鏡検査では、肛門から内視鏡を挿入します。患者さんによって、腹痛や嘔気が来る方があります。個人差があり、特にお腹の手術歴があったりしますと痛みが強いようです。大腸がんの早期発見には欠かせません。 大腸がん検診では便潜血反応が非常に有効で、当院で早期大腸がんが見つかった患者さんの殆どが便潜血反応結果を契機にしてました。無論便潜血反応陽性の人が全て大腸がんではありません。大腸ポリープ、大腸憩室、慢性炎症性腸疾患、痔核、胃がん、潰瘍性病変の方もおられます。 抗凝固剤や抗血小板療法を受け、消化管出血を伴っている方、白血病などの血液疾患の方もおられました。所謂出血傾向のある方でした。このように、便潜血反応陽性から大腸疾患以外もあり、総合的な診方が常に必要です。 当院では昭和63年の健康診査に希望者のみ便潜血反応検査を取り入れてます。市内の検診時の便潜血の結果を契機に、毎年、検診だけで2〜5人の大腸がんが見つかっています。その一部は島根医学に報告しています。ここ20年間の内訳をみますと、約75%の人が早期大腸がんで、殆どの人が入院せず、内視鏡的処置だけで完治しています。他の25%が開腹術を受けています。
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